髪形について
浴衣を着るときの髪型といえば思い出すのはうなじがきれいにはえるアップスタイルでしょう。
うなじがみえるアップの髪型は浴衣姿をより引き立てる美しい髪型です。
浴衣を大人っぽく粋に着こなすには顔のまわりに髪がこないようにすることが大切です。
前髪などで顔周りが重たい印象を与えると子どものような印象になったり、野暮ったい印象を与えてしまう場合もありますので注意が必要です。
また、女性の場合であればかんざしや髪飾りを使うことでより美しい髪形にしあげることができます。
かんざしや髪飾りにも多数の種類がありますので色や形をよく選んで浴衣の色とあうものをさがしてみましょう。
髪が短くアップスタイルにするほどの長さがない場合、髪型のアレンジの範囲はより広がります。
ショートの場合はもともと顔まわりに髪がこないので髪型をどうアレンジしても重たくならずに逆にかわいらしさをそえることができます。
特に最近の流行はウェービースタイルです。
ウェービーというかわいらしい髪型もショートであれば浴衣の粋さとあいまって斬新な印象を与えることができるでしょう。
ぜひ試してみたい髪型のひとつです。
江戸時代や明治時代には女性は身分や年齢、流行などを髷(まげ)の形で表現していました。
現在でも結婚式などのときに使われることの多い「高島田」も一般的に結われていた日本髪の「島田髷」が変化したもので人気があったようです。
浴衣をちょっと着物風にモダンな感じにして、そしてあまり見かけないようなヘアスタイルにアレンジしてみたいという場合には、「銀杏返し」や「桃割れ」などの町娘風の髷を結ってみるのもいいかもしれません。
こうして髪型のアレンジを楽しめる女性に比べて男性の場合は女性ほど髪形やヘアスタイルを気にしていないかもしれません。
しかし男性のさっぱりとした短髪は涼やかなイメージの浴衣にぴったりあいます。
短い髪をよりすっきりと浴衣に似合うようにアレンジするにはハードワックスなどを使ってセットするのがベストです。
ワックスなどでツンツンとたたせる髪型にするとエネルギッシュな印象が強くなりますし、あえてすだれなのような前髪を作ったオールバックのような感じにするとレトロで知的な印象になると思います。
こういった髪型の印象を浴衣の色や素材に合わせてアレンジするのがポイントです。
また髪の長めの男性は、髪を束ねてワックスなどを使ってサイドをまとめると、セクシーな印象を与えることができます。
男性の場合でも、できるだけ首周りをすっきり見せるヘアスタイルが爽やかな浴衣のイメージにはよくあうと思います。